気仙沼階上産カキのしぐれ煮
祖父の代から受け継がれた、
漁師の家庭直伝の秘伝のタレで炊き上げています。
親潮と黒潮がぶつかり合い、豊かな漁場を形成する三陸で育った、うまみが凝縮されたカキを使いあっさりとした煮つけにしました。水揚げし一日カキを浄化して、、むき身にした当日にさっと炊き上げて冷凍するワンフローズン商品。無添加、無着色の漁師の家庭の味付けです。解凍後そのままお召上がりいただけます。
【牡蠣がお手元に届くまで・・・】
~養殖~
牡蠣の出荷には3年かかります。
カキは夏場に産卵します。カキが卵を産み、その卵が海中を浮遊する特性から、産卵場所にホタテの殻を入れて置き、そのホタテの殻に卵を付着させます。
一度付くと、一生をその場所で過ごします。
ホタテの殻にカキを付着させた物を種牡蠣と言い、2ミリから5ミリ位に成長させた種牡蠣を宮城県の中部、石巻市から買ってきて気仙沼の海で成長させます。毎年、種の付き方が違う為、種が多すぎる時には一枚一枚タネを手で取り除き、種の数を調整し、成長しやすい種数に調整します。手間と根気がいる作業です。
雑海藻がつきやすいので定期的な掃除や、実入りを促進するために沖に出したり、場所の移動などをします。
沖に出した時に、低気圧や台風などの影響で牡蠣筏が波に振られて牡蠣が落ちてしまう事もよくありますが、カキの実入りを良くする事を最優先に作業を進めます。
出荷の約2か月前には、放卵を促し、周りに付着した生物を殺すために80度~90度のお湯に漬け込み、その後また海に戻します。そうすることにより卵を産んで他の雑海藻がなくなるので、牡蠣が栄養をより取り込みやすくなります。
~収穫~
成長した牡蠣がつるされた一本のロープは100キロ以上となるため、ボンブというクレーンがついた船で一本ずつ船に引き上げます。その後、ロープに球状に固まった牡蠣を脱貝機という機械でバラバラにして収穫します。
収穫した牡蠣は陸上の水槽で、紫外線殺菌した海水に12時間以上漬け込み、実の内側から綺麗に浄化します。
~牡蠣剥き~
朝5時から家族やパート従業員により、ひとつ一つ手作業で剥きます。カキを剥く人達は、むきこ、と呼ばれ30代~70代と幅広い層の人がいます。
特に 50代~70代の女性が多く、カキ剥きのプロで、実に傷をつけない熟練の技術が必要な作業です。
剥いた牡蠣は、殺菌水で奇麗に殻や汚れを落として袋詰めをして出荷します。
気仙沼の牡蠣は3年物が主流なので、サイズが大きく牡蠣の味が濃いのが特徴です。定番の『生牡蠣』・『牡蠣フライ』・『殻焼き』・『牡蠣鍋』はもちろん、漁師の家庭では『牡蠣カレー』や『牡蠣のしゃぶしゃぶ』もよく食べられます。
殻を一つ一つ磨き、余分な汚れを取った状態でお届けします。
ナイフ・軍手付き
剥いた後に水洗いして殻に戻すとパーティー仕様に
内容量:100g×2パック
賞味期限:解凍後3日
解凍後はお早めにお召し上がりください。
1,300円 (税込)
加算ポイント:13pt
商品コード:
藤田商店
作り手からのメッセージ
無添加、無着色の漁師の家庭の味付けです。
言葉は入りません。三陸のカキのおいしさをその舌で感じてください。
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2018/07/01 M.Sさん ★★★★★
食べ応えが、あります。ビックリするほどの大きなカキが入っていて、久しぶりに、カキを食べた~という気持ちになりました。味付けも、ビールに合います。主人も今度たくさん買って冷凍庫に入れておいてと言われました。解凍するだけで、食べれるので、ご飯のお供にも手間がかからずに、助かります。
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